はじめに
涸沢カールに行くための準備として・・・
- 涸沢カールに行く日程を決める
- テント泊か小屋泊か?
- 必要な持ち物は何か?
などなど、色々考えることはあります。
涸沢カールについては下記の記事を参照ください。
今回は登山には必須のアイテム「登山用ザック」について
私がザック購入までに考えたこと、やったことについてお話します。
登山用ザックとは
まず、登山用ザックとは何か?簡単に言うと、登山用のリュックです。
普段使いのリュックとの違いは色々ありますが、
違いを一言で言えば、登山用ザックのほうが
作りが丈夫で、長時間、荷物を持てるように作られています。
登山用ザックのサイズを考える
登山用ザックを購入する前にいくつか考えることがあります。
一番最初に考えることはザックのサイズではないでしょうか?
スポーツ用品店「ICI石井スポーツ」のサイトでは、
ザックサイズの目安が記載されています。
ただし、上記サイトはあくまでも目安を提示しているだけなので、
適正なサイズかどうかは自分で考える必要があります。
すなわち、涸沢カールに持って行くものを決める必要があります。
テント泊 or 小屋泊
まずはテント泊か、小屋泊かどちらを選ぶかで荷物のサイズは変わってきます。
すなわち、テントを持参するかです。
私の場合、テントを借りることにしました。
(涸沢では数量限定でテントを借りることができます。)
これにより、テントを持参する必要はなくなりましたが、
シュラフ(寝袋)とマットは持参することになりました。
(シュラフやマットも借りることも可能です。)
服装
服装については以下の3点を考慮しました。
- 宿泊数
- 登山時の服装と寝る時(防寒着)の服装
- 雨天時の服装
■宿泊数
当たり前ですが宿泊数に応じて、服装を何着持って行くか変わります。
私の場合、涸沢で1泊、下山した上高地で1泊の計画を立てていたので、
下着やTシャツは2着持って行きました。(着ている服含めて3着)
■登山時の服装、寝る時の服装
登山時は運動するため、動きやすい格好を選びました。
(私は通気性のいいTシャツと長ズボンと上下タイツを選択)
なるべく荷物を減らすため、登山時の服装で寝ることも考えましたが、
涸沢が標高2300mと高いところにあることを考えて、上下フリースを用意しました。
実際に夜はかなり冷えたので、防寒着は必須です。
■雨天時の服装
山の天気は変わりやすいため、雨具も必須アイテムです。
雨に濡れてしまうと、体力を奪われてしまい、最悪歩けなくなる可能性があります。
雨が降らなければただの荷物ですが、必ず持って行きましょう。
食料(調理器具含む)
登山する中で楽しみなのが、食事です。
登山の食事には大きく分けて2つあります。
- 登山中にとる食事
- 登山後にとる食事
■登山中にとる食事
登山にはたくさんのエネルギーを消費するため、
登山の休憩中にエネルギーを摂取する必要があります。
ただし、暗くなる前に登山する必要があるため、素早く摂取する必要があります。
私は羊羹(ようかん)、カロリーメイト、柿の種を携帯食料としました。
■登山後にとる食事
涸沢の山小屋は食事もありますが、
私はクッカーを持っていたので、食料を持参しました。
私は晩御飯、朝御飯共にカレー飯を持って行きました。
(カレー飯の容器は大きいので、ジップロックに詰め替えて持って行きました。)
■その他
食料以上に必要なもの。それは水です。
登山する上で必ず持参する必要があり、水分が尽きると命に関わります。
ただし、涸沢までの道のりは途中で水分補給ができるので、
私は1.5リットルほど持参しました。
ペットボトルで持って行くとかさばるので、ソフトボトルで持って行きました。
その他持ち物
必須ではないですが、私はボディタオルを持参しました。
(登山中はお風呂、シャワーはないため)
また涸沢に着いた後、ゆったりしたいのでサンダルを持参しました。
筆者が選択したザックの大きさ
上記荷物をまとめてみて、サイズの大きさを考えました。
結論から言うと、40リットルくらいと判断しました。
背負いやすいザックを選ぶ
ザックのサイズが決まれば、後はザックを購入するだけです。
ザックを購入する際には、必ずお店に行ってザックを背負ってみてください。
ザックは絶対に見た目で選ばず、機能を重視してください。
自分の体に合わなければ長く背負うことはできず、本末転倒です。
とはいえ、デザインが気に入らなければ背負いたくなくなるので、
下記の順番でザックを選ぶのがいいと思います。
- 背負いやすさ
- ザックの機能(重さ、ポケットの数など)
- 見た目
お店に行く前にすること
ザックをお店で選ぶ前にやっておくこと。
それは、自分で事前に候補のザックをピックアップしておくことです。
何も調べずにお店に行くと無数のザックに圧倒されます。
どれを選んでいいかわからなくなります。
また、店員さんに聴くと「店員さんのおすすめザック」を紹介されます。
(私の偏見です。本当におすすめのザックを紹介してくれると思います。)
私は40リットル前後で気になるザック(デザイン重視)を調べてからお店に行きました。
参考までにピックアップしたザックを下記に掲載します。
グレゴリーズール40
グレゴリー GREGORY ズール40 ZULU 40 フェルドスパーグレー M 684354847
最初の候補としてグレゴリーのザックを候補としました。
理由としては登山ザックの代名詞「バルトロ75」を出しているメーカーだからです。
「ズール40」を候補に挙げたのはデザインではなく機能を期待して選んでいます。
余談ですが、「バルトロ75」を背負ったことがあるのですが、
大容量のザックを購入するなら「これ!!」と言えるほど背負いやすいザックです。
グレゴリー バルトロ75 GREGORY BALTORO 75 バックパック ザック リュック 登山リュック 75L <2018 秋冬>
MILLET(ミレー)サースフェー40+5L
登山ザックといえばミレーと聞いて、
調べてみると、細長くスタイリッシュなデザインでいいなと思いました。
また、ザックのサイズが可変なのも候補として挙げた理由です。
ミレー MILLET サースフェー 40+5 MIS0593 【リュック ザック バックパック アウトドア キャンプ 登山 トレッキング |TP10】
MAMMUT(マムート)リチウムクレスト40+7L
マンモスのロゴがカッコいいメーカーです。
無駄を省いたシンプルなデザインが気に入りました。
また、ザックのサイズが可変なのも候補として挙げた理由です。
◎マムート 2510-03560・Lithium Crest 40+7L【リチウムクレスト40+7L】
Karrimor(カリマー)リッジ40
イギリス国旗がロゴのメーカーです。
ネットで調べてみると、カリマーのザックは丈夫で、
ウエストベルトがしっかりしていると聞いて候補として挙げました。
カリマー(karrimor) リッジ 40 タイプ2(スティールブルー)
お店で背負って選んだザック
私がお店で背負って、最終的に選んだお店は・・・
「MAMMUT(マムート)リチウムクレスト40+7」です。
◎マムート 2510-03560・Lithium Crest 40+7L【リチウムクレスト40+7L】
背負った中で一番フィットしていました。
また、写真で見るよりデザインも気に入りました。
お店で背負う際は、お店の人に頼んで重りを入れて背負ってみるのがいいです。
実際に、購入したザックを背負った状態の写真を載せておきます。
ザックの下についているのは、マットです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ザックは登山する際には一番重要なアイテムなので、じっくり吟味するのが重要です。
私は上記のような工程でザックを選択して、問題なく使用することができました。
ザックを初めて選ぶ人は是非参考にしてみてください。
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