はじめに
9月26日(木)〜9月27日(金)に紅葉目的で、木曽駒ヶ岳に行きました。 残念ながら、そこまで紅葉してはいませんでしたが、 中央アルプスからの景色は壮大でした。
今回は、初心者でも楽しめる木曽駒ヶ岳の魅力についてご紹介します。
木曽駒ヶ岳の基礎情報
木曽駒ヶ岳とは中央アルプスの主峰で標高2956mあり、日本百名山にも数えられます。 標高が高いため、初心者には難しい山と思うかもしれませんが、 千畳敷カール(※)から2時間〜3時間歩いて行くことが可能です。 そのため、日帰り登山でも人気の山です。 ※千畳敷カール(標高2612m)までは、駒ヶ岳ロープウェイで行くことが可能です。
余談となりますが、「千畳敷カール」は紅葉の人気スポットでもあります。 千畳敷カールの紅葉も楽しみにしていましたが、少し行くのが早すぎました。 しかし、晴れの千畳敷カールも最高です。
木曽駒ヶ岳の登山ルート
木曽駒ヶ岳までは日帰りでも行ける山ですが、 今回は1泊2日で木曽駒ヶ岳へ行きました。 1泊2日で歩いたルートを紹介します。
<1日目> <2日目>
<1日目>
千畳敷 → 八丁坂 → 乗越浄土 → 宝剣山荘 → 中岳
→ 駒ヶ岳頂上山荘 → 駒ヶ岳神社(木曽駒ヶ岳頂上) → 馬の背 → 駒ヶ岳頂上山荘
<2日目>
駒ヶ岳頂上山荘 → 馬の背 → 木曽駒ヶ岳八合目 → 濃ヶ池 → 駒飼ノ池
→ 宝剣山荘 → 乗越浄土 → 八丁坂 → 千畳敷
1日目に歩いたコースは千畳敷から木曽駒ヶ岳まで日帰りで歩くコースです。 2日目は来た道を引き返さず、馬の背から濃ヶ池を周るコースです。 2日目のコースは、迂回するコースのため、日帰り登山で行くことはオススメしません。
木曽駒ヶ岳でキャンプするメリット
木曽駒ヶ岳は日帰りできる山ですが、今回木曽駒ヶ岳山頂付近で1泊しました。 キャンプしたことで、普段見ることができないものが見れました。 それは、星空とご来光です。
木曽駒ヶ岳の星空
木曽駒ヶ岳山頂は山荘の光しかないため、消灯後星を綺麗に見ることができました。
木曽駒ヶ岳山頂からのご来光
キャンプ場から山頂まで20分で行けるため、早朝にご来光登山しました。 百聞は一見に如かず、下記がご来光の写真です。
また、木曽駒ヶ岳頂上から富士山を見ることができます。 この日は晴れていて、富士山、ご来光ともに綺麗に見えました。
気をつけたほうがいいこと
木曽駒ヶ岳は初心者でも簡単に登れる山ですが、標高3000m近い山です。 今回実際に行ってみて、気をつけたほうがいいことを書いておきます。
高山病
標高が高いため、高山病になる可能性があります。 ロープウェイを使って一気に標高2600mまでくるので、 登山する前に体を慣らすため、千畳敷で1時間くらい休憩してから登りました。 それでも少し頭が痛くなったため、ゆっくり登ることをオススメします。 特に 普段運動していて体力に自信がある人 は要注意です。
夜は冷える
都内はまだ暑いため、山の上は涼しくて快適だと思っていた自分がいました。 確かに昼間は14℃と過ごしやすい気温でしたが、 キャンプ場で日が沈んでから一気に気温が下がりました。 防寒着、カイロ等は持参していましが、山荘でカイロを追加購入しました。 泊まった日は気温4℃まで下がりました。 キャンプを考えている人は防寒対策をしっかりしましょう。
2日目のルートは1日目コースより難易度UP
2日目のコースですが、初日に歩いたコースよりも長く、険しいコースです。 鎖場はありませんが、初日に歩く千畳敷から乗越浄土までの道のりが 辛かった人は濃ヶ池は周回せずに、素直に来た道を引き返すことを推奨します。
参考までに2日目に歩いたコース(一部)を確認ください。
馬の背から、濃ヶ池に行く途中の道です。 岩場の上から下りてきたときに撮影した写真です。
宝剣岳
今回登っていませんが、宝剣山荘近くに宝剣岳という山があります。 滑落事故の多い山だそうです。安易に登ろうと思わないでください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
木曽駒ヶ岳は初心者でも簡単に登れて、眺めもいい山です。
本記事を読んで行きたいと思っていただければ幸いです。
さいごになりますが、私は登山初心者ですが装備はひと通り整えて登っています。
初心者と聞くとスニーカーなどの軽装備を想像するかもしれませんが、
見た目は初心者には見えない格好をしています。(タイトル写真参照)
登山する場合は、装備を整えてから登るようにしましょう。
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